自費整体院に転職して早4ヶ月。
大分、サービスの価値の届け方が分かってきて、高額商品だとしても皆さんに納得して購入してもらえるようになりました。
高額商品にした値付けは社長がしたもので、私ではないのですが。
価格設定とーっても悩みますよね?
このブログは後輩セラピストがいつかはきっと悩み苦しむだろう事柄を、私なりの解釈で払拭してきたよ!参考になれば嬉しいな。というものです。
今回の「値付け方法」は、これから人口の減る日本で生き抜くために、とっても大切なことです。
むやみに高額にしすぎるのはオススメしませんけれど、相場通りの値付けになっていたら衰退しやすいことも確かです。
とても大切な「値段設定」
大切すぎて伝えなきゃならないことが沢山あるので3部作にしています。
第一部:自分の村人を計算してみよう
第二部:相場から離れているからこそテストクロージング
第三部:ついで、危機回避をさせるからリピートになる
という構成にしようと思います。
それでは今日は第一部「自分の村人を計算してみよう」です。
最後までついてきてくださいね♪
どうぞ!
▼ 自分の村人という概念
サービス提供して得たお金は何に使いますか?
食事・趣味・生活必需品…
その理由がないとお客様としても納得感もってお金を出せないんです。
その説明が透けて見えないものでお客様がお金を出すものは2つ
1.相場通りの生活必需品(洗剤とか、食品とか)
2.リピートはしない夢の体験料(たまに行く高級料亭とか、ディズニーとか、高級車とか?)
なんとなく分かりますか?^^;
セラピスト向けのブログですから。
上記のサービスとは一線を画していますよね。
私達が展開するサービスは”無形”での”マンツーマン”ですよね?
(物販やオンラインなど例外もあるでしょうが)
整体やパーソナルトレーニングなどのサービスは「時間」「枠」が限られてきます。
だって、自分(もしくはスタッフ)という人間の時間は限りがあるから。
それに加えて、人間の身体は一定期間良くなったとしても必ずストレスの中で(老化現象とか、繰り返しの動作とか)生きているわけだから、乱れていく。
ということは、髪の毛と一緒で(理美容師さんと同じ)
*ほぼ一生リピートしたくなる人
*車で30分圏内ぐらいの会える人
そういう人にならないと価値をちゃんと届けることにならないサービスだと思いませんか?
(人によっては考え方が違うかもしれないけど)
生きるを支えるってそういうことだと私は思うので。
つまり、自分の手が届く範疇には限界(時間と人数)があるよねって話。
それがいわゆる「村人」
よく勘違いしやすいのが、何千人に届けようとしているの?っていう広告アプローチ。
SNS投稿もそう。
自分自身が勘違いしていたから自戒の念を込めて言うけど、誰に何を届けようとしているの?って感じですよね。
自分の村人をちゃんと守れれば良いでしょ?
村人にアプローチしないと、ねっ。
▼ 村人の数はどのくらい?
価格を決めるにはシンプルに考えて「単価」×「数」の想定が必要です。
当たり前。
「単価」の前に、「数」を考えていきましょう。
いわゆる守れる村人の数です。
ちょっと話それますが、必ず守りきれる!
という自信がないなら、そもそもセラピストの技術が足りないと思います。
あなたの技術なら一体どのくらいの頻度をサービスを受ければ健康を守れるのか?
ぶっちゃけ、それすら把握していないセラピストが9割だと思います。
今まで出会ってきた何十人というセラピストで2~3人とか、数えるぐらいしかいないもの。
ちなみに、私の場合
*1時間(施術は45~50分、その後は予約とピロートーク的なw)
*維持なら1ヶ月に1回、ちょいちょい向上なら2週に1回、絶対改善なら1週に1回
そんな感じです。
1日8時間労働というよりは、通う人が大抵の場合、9時~21時まで。
高齢者なら8時~15時くらいまでかな。
働き世代なら17~21時がベスト。もしくは土日。
つまり、自分がどのくらい枠を持ちたいか。
私的には1日に4~5人くらいゆっくりやる感じで。
別に土日でも良いけど、家族のイベントの時とかがっつり休めれば全然良い。
というとー。
5人×20日(週休2日だとして)=100人
なんど計算してもこの数字になるんだよねー。
▼ 村人の掛け捨て保険料が価格
続いて「単価」の話になります。
単価の話には冒頭の質問が必要になります。
「サービス提供して得たお金で何をしますか?」
私は家族を守れるぐらいのお金があれば別に良い。
スタッフを雇うのは嫌だし、今後資格ビジネスとか、教育ビジネスとか興味ない。
ただ、パートスタッフ(受付や健康食品作り)や税理士は雇えるようになりたいかな。
今は「セラピストの価値」ってどこにあるのか、どういう風に伝達(教育)させれば世の中が良いのか、なんとなく見えてきたから、自分の村人って概念で話ができるだけ。
話を戻すと、私の場合は月50~60万円の売上があれば万々歳かな。
パートスタッフや税理士を雇うとなると、そこから+20万円とかかな。
(そこから税金や保険やら経費とか引かれるからね)
ということはー。
80万円÷100人=8000円
最低でも8000円でって感じ。
それすら払えない人は村から去ってください。
1時間8000円ですわね。
そこで、村人(数)を増やせば単価は減るし、単価を増やせば数は減る。
どのバランスでやりたいかですよね。
1時間8000円は相場から大きくハズレているかと言えばそうでもない。
でも、人によっては高いっ!!
って、考える人もいるかも。
とは言えー。
リピートとは結局、応援したいけど高すぎるでは続かない。
痛みがあっても終わりがあるから頑張れる。
つまり、再再々リピートし続けるには限度がある。
その限度はなにか??
その村の「掛け捨て保険料」です。
自分の村人をどんな層にしたいかで、アプローチが変わる。
富裕層?
一般層?
貧困層?
そもそも、自分がその村の一員なのだから、自分の「掛け捨て保険料」ぐらいの値付けが一番分かりやすい。
私は掛け捨て保険料、数千円。
積み立て保険料はしていないけど、NISAで積み立てしている。
ほぼ満額の3万円。
つまり、月3万円以内の値付け。
それ以上は私にはできない。
人によっては高額に感じますよね?
高額なものを提供する時に必要なのが「テストクロージング」
購入までの心構えをどう作るか、その後の施術効果にも繋がるから価値を届ける上ではとても重要。
それは第二部にしましょう!
本日はココまで!
最後までお読みくださりありがとうございました。
またね!
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