「ぎんなんたろうさん!ココの筋肉つけるにはどうしたらいいですか?」
そりゃ、よく聞かれます。
その道のプロですから。
この質問の答えには落とし穴があって、ただ運動をすれば良いわけじゃない。
(この落とし穴にほとんどの人がはまっている)
神経に着目しなきゃ、正直効果は望めない。
今までの筋トレで筋肉がつかなかった人の目から鱗ださせていただきます!
今日はそんなお話。どうぞ!
▼ 筋肉がつく順番
ほとんどのトレーナーが○○筋には◇◇の運動!
って、習っています。
例えば、猫背予防の背筋を鍛えるにはラットプルダウン系の運動!みたいな。
(トレーニングが分からなくても話ついてきて)
では、ラットプルダウンで猫背治ります?
治らないんですよね。
じゃあ、どうしたらいいか?
マシンでも、セラバンドやチューブ、抵抗運動なんでも、どんな運動だとしても筋肉だけ鍛えようとしても働きません。
フォームが悪いの?
回数が足りないの?
重さが足りないの?
違います。
「あー!ここに効くわ!!」
そうやって、神経に刺激を入れてあげなきゃいけません。
筋肉が働くには順番があります。
①環境 → ②認知 → ③筋出力 → ④筋肥大
筋肉の立場にたつとー。
①おへっ!?私が働くの?
②久しぶりに動いたわぁ。
③びんびん神経刺激がくるね!
④やべやべ、前はやられたから強くならねば。
そんな順番です。
▼ まずは感覚入力から
「どうしても猫背が治らなかったのは、そうか!こいつが足りなかったのか!」
そこで落とし穴がまたあって(特にピラティスしている方は要注意)
「ほら!ここの左あばら骨をもっと落として!」
というフォームに着目させてガイダンスしてしまうこと。
えっ?それってどうやればいいの?となってしまう。
形はあくまで現れ。
環境に応じて身体が答えを出している現れ。
もしも、それが理想のフォームじゃなきゃ、前段階に戻って、そのポイント部分の感覚を入力して働かせなきゃいけない。
筋肉は神経の刺激で働きます。
それなのに筋肉だけ働かせようとするのは、ちょっと違う。
神経に刺激を入れるから筋肉が働く。
その頻度や回数が多いから筋肥大(筋肉がつく)わけであって、筋肉をつけようとして筋肉に働きかけちゃダメ。
神経に働きかけないと!
▼ そういうと頭が固い奴がこういう
「神経ですね!分かりました! 猫背予防の背筋の一つである、僧帽筋は副神経だから、頸椎4番目の・・・ 」
とか、始まる。
いや、そうだけど、そうじゃないんですよ。
神経モビライゼーションとか、神経の出入り口を広げようとか、そうじゃない。
感覚入力の話をしています。
そう言うと・・・
「なるほど!感覚!認知運動療法みたいな!じゃあ、触れて促せばいいですか?」
いや、そうだけど、そうじゃないでしょ。
触覚とか圧覚とか運動覚とかじゃなくって。
感覚は感覚でも、筋出力の感覚の話をしています。
「へー、PNFみたいなものですか?」
あー!もうめんどくさい。
何かの形にはめないと生きていけないの??
それはもうグッとか、ぎゅん!とか、ぐにぐに~とか、そういう擬音語で現されるようなもの。
人によって伝わる手段が違うし、抵抗をかける方向もタイミングも違う。
いいから、効いている感じのものを探せよ。
▼ まとめ
最後は口が悪くて失礼しました。
筋肉がつくには「神経から」というのが伝われば幸いです。
じゃあ、どうしたらいいんだよ?
の、ノウハウについては擬音語を探せ!です。
(なんだよそれ、抽象的過ぎて分からないよ)
確かにその通り。
でもー。
「これやってて変わらんのだけど」
必死にトレーニングしているのに無駄な時間を過ごしているかもしれないことに気付けたなら一歩前進です。
変化がない理由が「神経」に働きかけてないから。
は、分かったと思います。
皆さまのお身体に幸あれ!!
ということで本日は以上です。
最後までお読みくださりありがとうございました。
今日と言う日は今日のみ。
自分なりに面白い1日にしていきましょう♪
それではまたー!
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