あなたは誰か尊敬している人はいますか?
きっとその人はプレゼン力が半端ないはず。
じゃなきゃあなたに影響を与えるはずがないもの。
そう!
プレゼン力は人類の中で唯一無二の武器。
誰かに行動してもらえるほどのプレゼン力を手に入れた人だけが未来を明るくすると言っても過言ではありません!
(で、いいよね?)
私が「これがベストだろ!キングだろ!神だよ!」と尊敬したプレゼンがあります。
それがオリラジ中田さんの「しくじり先生深夜枠最終回」
これDVDで借りられます。
絶対チェックです!!
(えー、私プレゼンとか関係ないし―)
そんなことはない!!
あなたが生きている限り、誰かと会話する。
それがもはや、プレゼンだ!!
人間関係なんてどーでもいーしー、孤独で一生いきていくしー。
という人いる?
孤独で生きていける人いる?
YESと答えかけているあなたは本当の孤独を知らない人だ。
もしも、そうなら孤独を知って頂いてからこの記事に戻ってきてもらいましょう。
生きる上で、会話する人はこのプレゼンを見た方が絶対良い!
というわけですがー。
皆さんの足やお金を省けるように、今回のブログで私がオリラジ中田先生(もはや先生)のプレゼン構成をテンプレート化してみました。
自分の目線で勝手に分析してまとめただけなので、皆さんなりの解釈を入れてもらって構いません。
このテンプレートを使えば、私もあなたも悪魔的な相手を動かすパワーを手に入れられるはず!
共に学びましょう!
どうぞ!
▼ 1.相手が気になるテーマタイトル:Title
一言目で相手にメリットを提示出来てなきゃおしまいですよね?
しくじり先生の時の中田先生も一発目のテーマで「深夜からゴールデンに行ったら生き残れるのか?」というしくじり先生出演者全員が現在進行形で悩んでいるところをえぐっていきました。
しょっぱなから芯を食っていきます!
「こりゃ、気にならざるをえないでしょーがっ!」
みたいなテーマを一番初めにもっていきましょう。
相手に何のメリットも分からないようなタイトルコールしちゃダメ。
「しくじり先生の良い所3つ」
みたいなテーマだったとしたら?
(・・・何も惹かれない)
▼ 2.エピソード例え:Episode
相手にメリットを提示したら即座にエピソードトーク!
自分が話すべきだ!という実績を生の体験談で取り入れたり、
歴史上の人物のエピソードでタイトルコールで伝えた証拠的な話にしたり。
しくじり先生の中田先生は「徳川家康の幼少期」を持ってきていました。
徳川家康は先見の明があったと言います。
ある日ー。
幼少期の徳川家康と家臣が歩いていると、川辺で2つの少年グループが石の投げ合いでケンカしていました。
家臣は言います。
(あー、あれは人数が少ないチームが負けてしまいますね、かわいそうに)
そこで幼少期の家康はこうきり返します。
(いや、これは人数の少ないチームが勝つな)
皆はビックリ!
なんで?
多勢に無勢。
普通は人数が多い方が勝つじゃん?
そこで次のページ!
↑
この構成上手ですよね~。しくじり先生の番組の強さ。
家康「士気が高いから」
少人数のチームは「この一投を当てないとやられる!!」と必死に投げます。
逆に大人数のチームは「まぁ、おれが当てなくても責任はないだろう。」
しくじり先生も同じです。
少人数の出演者、プレゼンをする先生は一人!
先生はVTRもなければ、一人で話して番組を作らなきゃいけない。
死に物狂いでプレゼンをする“士気”があります!
(だから、しくじり先生は強い)
ここで一同「おぉぉっ!」となりました!
(伝わったかな?)
エピソードがあることで、グッと引き込まれやすくなりません?
話がすっと入ってきますよね?
人間の脳が「物語を紡ぐ」ように特化されているからです。
生存本能によってリスクを回避するために「ストーリー」を聴くようにできています。
あなたのプレゼンに「物語・エピソード・ストーリー」が無ければ、相手は聴くのをめちゃくちゃ頑張らなきゃなるでしょう。
(なに、その鼻のつく言い方)
▼ 3.対比関係の心の声を両面とも出す:Both sides Voice
オリラジ中田先生はとにかく例えがめちゃくちゃ上手いっ!!
エピソードトークの中に聴きやすい心の声を出してくれるから。
先ほどの家康の石投げの話ではー。
少人数チーム「ここでおれが当てなきゃ死んでしまう!」
心の声を出してくれると本気度がこっちにも伝わってきますよね?
人間的部分といいますか。
ここまでは普通のプレゼンでもあります。
でも、オリラジ中田先生はさらに神がかっていて、その上を行きます。
というのはー。
「逆の立場にいる人の心の声も言うこと」
大人数チームを芸人の場面に例えて何十人と出る番組に出演した時の声
「ここで盛り上がらなくても…おれの責任ではないだろう」
皆は(言わないで~)的な反応になるわけ。
ここで対比関係にある側の本音も触れることで説得力がより増すんですよね!
本当スゴイ!
もしも、対比関係側を言わないと。
「たしかにー」でおしまい。
対比関係を出すことによって
(そこまで考えているんだ)
(なるほど!そうだよね!)
と、提示した立場の正当性が色濃くなるんですよね。
赤丸を提示して、赤と分かるけど、
周りの色を青色に塗ると、その丸は真っ赤だなと強調できるように。
本当に御見それしました!
▼ 4.闇をえぐる:Darkness
エピソードトークの対比関係からの心の声で大切なのはもう一つ。
「人間誰しもそうだよね~」
みたいな部分を出していること。
だって、誰もが弱い部分があるでしょ?
ってか、スーパーマンみたいな人が話を聴くわけじゃないじゃん?
悩みがあるからその話に興味ありますっ。
って、なっているわけであって。
弱い本音の部分をエピソードでえぐっているわけ。
そうなると、もはや「おれじゃん!おれのことじゃん!」と、トークの主人公は「聞き手」になっているわけ。
自然と誘導されて、引き込まれている。
その上でー。
さらに闇をえぐる!
しくじり先生の中田先生もえぐっていました。
第一と第二章で「君たちは強い」的なエピソードがばちこん決まったところで第三章。
「それでも番組は終わる」
皆がえ~~~~っ!!ってなりますよね。
まだゴールデン始まってないんですけどーーー!
みたいな。
でも、これまたオリラジ中田先生の手のひらの上。
自身がゴールデン番組3つダメだった過去の経験(実績)をあげつつ、不謹慎だとして葬式のやり方を学ばないのはいかがなものか?と、相手の闇に着目させるんです。
(一同、たしかにー)ってそりゃなります。
だって、皆気付いているんです。
いつかは終わりがくるよなって。
でも、当事者だからこそ見たくない闇な部分。
ちゃーんとえぐります。笑
▼ 5.救いの一手を出す:Save
闇をえぐった上で「こうすれば大丈夫だよ」
ここまで来たらもう中田先生っ!救ってくださいっ!!
って、前のめりにならざるをえないでしょ。
本当に映像ですけど、その場の空気を完全に掌握してましたよ。
本当に凄い。
でもこれ、皆さんも構成さえちゃんと組めば可能じゃないでしょうか?
もちろん、練習だったり、経験値が必要だろうし、得意不得意もあるでしょうけど。
過去の失敗や経験で「もっとこうしたらよかった」
過去の自分に会ったら「こうした方が良いよ。」と救いの一手を出してあげたくなることあるでしょう?
それですよ。
その一手をここに持って来ればいいの。
それまでの1~4.は演出。ディテールの部分。
救いの一手を引き立たせるもの。
私もがんばります!
やってみよ!
▼ 6.最終問題を問いかける:Ask
救いの一手でプレゼンは完成されているんですが、しくじり先生の時の中田先生はさらに神がかっていて。
皆さんに最終問題です。
「ゴールデン進出したら絶対に成功させてくださいね!」と言われたら、どう答えますか?
こう生徒たちに問うたわけです。
そりゃ怖気づきますよね?
吉村さんだけ「吉村にお任せください!」ってキャラ的に言いましたけれども、皆々「ま~ねー、そうですよね~。」「みんなで頑張りましょう」とか。
ちょっと逃げ腰の返答。
そこでオリラジ中田先生は言います。
「ここで問われているのは成功するか、しないかではありません。
だって、それは誰にも分からないのだから。
(ここの件は既に説明してた上で)」
「ここで問われているのは“覚悟”です!」
「皆さんは大事な妻や子供が緊急手術することになった時、お医者さんに何て言ってもらいたいですか?」
一同、ハッと気づきます…。
手術する医者に「ま~ね~、いろいろと難しいんですよ。」「みんなで頑張りましょう」と言われたいですか?
「お任せください!」
そうっ!覚悟です!
どうですか?
やばくないですか?
タイトルコールの伏線回収が完璧すぎません?
大切なこと、真に問われていることは何かー。
皆はゴールデン進出して成功するか、失敗するか、不安だった。
でも本当に大切なことはそこじゃない。
成功させる“覚悟”だった。
ずがーーーんっ!!
って、雷落とすぐらいの勢いですよね。
私達もぜひマネしたいですよね。
プレゼンの最後。
皆は不安がっている。
でも、その不安は何から来るのか?
本当に問われていることって大概不安視していることが問題じゃないですよね?
機能とか、ノウハウとかじゃないですよね?
それに気付かせてあげる「最終問題」をプレゼン最後に持ってくる。
これは誰でも惚れちゃいますよ。
▼ まとめ
(悪魔的)人を説得させる話術
オリラジ中田さんの「しくじり先生深夜放送最終回」でのプレゼン構成
オリジナルテンプレート化しました!
1.相手が気になるテーマタイトル:Title
(相手に何のメリットがあるか想像できるようなタイトル)
2.エピソード例え:Episode
(ここで答えを言っちゃって立場明確にする)
3.対比関係の心の声を両面とも出す:Both sides Voice
(人間の弱い部分、誰しもそう!という部分)
4.闇をえぐる:Darkness
(未来にはこんな怖ろしいことが待っている)
5.救いの一手を出す:Save
(こうすれば大丈夫だよ、プレゼント)
6.最終問題を問いかける:Ask
(真に問われていることは何か気付かせる)
TEBDSA(タエボダセア)法
ダサい覚え方!
タエボダセア
でも、↑これだけでもコピペしてどこかに貼り付けて覚えておきましょう。
私もそうします。
さて、最終問題です。
「プレゼンの勉強、これからもしていきますか?」
問われているのは勉強をするか、しないかではありません。
するのは当たり前ー。
大切なのはプレゼン自体を実行すること。
さぁ!今すぐアウトプットして!
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それだけもアウトプットだから。
発信していきましょう!
ではまた!
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