離婚するか、しないかの話の延長戦。
離婚とか人間関係を断つとか
つまりそれは「こだわり」が相容れないわけですよね?
そこには経験が邪魔をする場合もあるようです。
「ハラスメント」との境界線も同じことが言えそうです。
良好な人間関係を築きたい人の参考になるかと思います。
それではどうぞ!
▼ 過労で悦に入って自己洗脳
これは仕事でも言えると思いますが、
がんばる!が正義とされる日本社会では多く起こりませんか?
価値を生み出すかは別として頑張って動いていれば良し。
その場その時で価値は違うのに。
以前話した友達のお母さんのケースを持ち出しますね。
(拝借します、ごめんね)
そのお母さんは頑張り屋だったそう。
旦那に不倫されても帰りを待ち続けて、
旦那から子ども達の教育資金を貰えなくても仕事と家事と育児をやり抜いて、
子ども夫婦(友人の兄)がピンチな時はまるまる孫の教育を全てやり遂げた。
とにかく頑張らないと生きていけなかったらしいです。
でも、その経験値が時には邪魔をします。
「私は仕事をやり抜いた。後輩指導もしてきた。」
「孫だって育て上げた。厳しいことも言ってきたけど立派に育っている。」
そんな時に友人の子どもにも教育熱が過ぎて・・・。
夜のおもらしが無くならない孫に対して
「やーい。おもらしー。」
挑発して夜尿症のことを指摘。
挑発すれば(なにくそー)と治るだろうと思ったとのこと。
そんなわけないじゃんね。
でも経験が邪魔をしてしまった。
友人はさすがに自身の母と距離を置き、
改めて「子育てはこちらに任せて、困った時に手を貸してほしい。」と伝えたんだって。
(えらい)
そしたら「私は兄の孫も育て上げてきた。」
「あなたの子どもには全然厳しくしていない方だ。」
って言われたそうで。
友人は失望したとのこと。。。
友人には申し訳ないけど、
お母さんは頑張らないといけない環境だったから。
それで自己洗脳しなきゃいけなかったんだろうね。
その洗脳が解けずに、自分の経験を手放せない典型例ですよね。
▼ 手放せないと怖いよ
自分の成功例は経験を積むことによって獲得します。
これ自身はとても大切なことですよね。
自己肯定感が何よりの「やろう!」とする原動力になります。
(だって成功しなそうなことに着手しないでしょ?)
だけど時には、自分を疑わないと人間関係が崩れます。
人間関係を良好に保ってくれるツールが「言葉」です。
完璧なんてどこにもない。
ハラスメントになるか、ならないか。
その人を助けるものになるのか、ならないのか。
価値が生み出されるか、ならないか。
その境界線には「聴く」+「届ける」ことの違いのようです。
与えたいなら「聴かなきゃ」
言いたいなら「聴かなきゃ」
これは相手のためになるのな?
それは聴かなきゃ分からないでしょ。
もしも間違ってしまったら謝るしかない。
一度のミスで崩壊するかもしれないけど、
また信頼関係が築けるようにするしかない。
そこで自分の経験からくる「こだわり」を失くしてまで、
その人と人間関係築きたいかはその人の価値観次第ですよね。
(依存と助け合いの違い)
ちょっと違う話かもしれないけど、
私は様々な高齢者の人生を見てきています。
(仕事柄そうなるのよね)
当たり前ですが老化によって体力は落ちます。
思考のスピードも落ちます。
社会のスピードに追い付けなかったり、役割を失ったり。
でも、自身の「こだわり」を手放して
近くの信頼できる人に身を任せる。
大体80過ぎてから人生の分かれ道がくるようです。
ふと疲れ歩けなくなった人生の道で振り返った時に、
背中を支えてくれる人に身を任せられるかどうか。
そういう人間関係を築いていけるかどうか。
それには「聴く」+「届ける」能力が必要そうです。
それが与えるということ。
与えるというのは自分の経験を教えることじゃない。
▼ まとめ
2回に渡って人間関係の話をしてきました。
友人の母には勉強させていただきました。
日頃から沢山の高齢者の方の人生に寄り添っているので、
他の人よりも人生についてはよくよく考える方だと思います。
愛って何だろう?
与えるって何だろう?
今回はそのヒントが見えました。
皆さまの良好な人間関係の一助になれば幸いです。
どうせ生きなきゃいけないなら面白い日々にしたいですね!
ということで本日は以上でーす。
最後までお読みくださりありがとうございました!
他の話も聞いてみたい!
もし、こんな場合はどう思う?
というもがあればコメント欄に書いてもらえると嬉しいです。
昨日は「離婚するか、しないか」について
お話ししてみました。
よかったら覗いてみてください。
それでは!
今日と言う日は今日のみ。
自分なりに面白い一日にしていきましょう♪
また明日ねー!
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