「早くしなさい!」
「もう、朝ごはん食べる時間だよ!」
「ねぇ!あれ忘れてない?!」
子供のいる家庭で
もう朝は戦争です。。。
みたいな所も少なくないのでは?
我が家ももれなくそんな感じでした。
(9歳娘がまた朝弱い!)
1日のはじまり
朝をすんなり起きてさえすれば
時間に余裕が生まれて
家族の時間を楽しめるのに・・・。
そこで!
これなら9歳娘が朝起きれているよー!!
みんなもやってみてー!
みたいなものができたのでシェアします♪
▼ 朝起きれるってどういう状態?
いくつか前提条件があると思うんですよね。
心技体の3つで分解するとー。
まずは【体】
未来予測する脳
例えば3歳の子が幼稚園・保育園のために「そうだよね!遅れちゃう!」とか言って、スクっと時間通りに自分から起きますか?
そりゃ無理でしょ。
脳が発達していかなきゃ。
学童期(7~12歳)
(3)将来の目標設定の能力
リハビリテーション医学講座 第2巻 人間発達学
この時期に子どもは将来にもっと大きな報酬をえるために当面の要求の満足をがまんする必要があることを学習するようになる。
(中略)
一般に年齢が低くて7歳ぐらいまでは小さい報酬をただちに得ることを望むが、年齢が増すにしたがって、がまんして後に大きい報酬を得ることのほうを選択するようになる。
著:上田礼子 出版:医歯薬出版株式会社(1985年)
まずはこの脳が育っていないと
いくら自立を促したところでダメですもんね?
次に【心】
自立心
自律と自立は違いますよね。
「律」は規律の字。
自分ルールを守る力のようなイメージ。
「立」は起立の字。
自分の力で生きる=この地に立つ!というようなイメージ。
じゃあ、自立心は何歳ごろ得れるのか?
とても分かりやすいサイトありましたので
ご紹介します。
かつては、子どもに自立心が芽生え始める時期は、
https://benesse.jp/kosodate/202101/20210120-2.htmlより引用
主に小学校高学年ぐらいから中学1・2年生ぐらいと言われていました。
しかし近年は、子どもの栄養状態がよくなったことや情報量の多さなどから
心身の成長が早まる傾向が強く、自立心の芽生えも
6歳から10歳ぐらいの児童期によく見られるようになっています。
女の子は小学3年生ぐらいから、男の子は5年生ぐらいから芽生え始めるようです。
ちょうどうちの子じゃん。9歳娘!
(ただ、うちの子は自立する!なんて兆候はまだないですが)
そう、もちろん個人差アリアリの在りで考えていきましょう♪
さいごに【技】
今回ご紹介する“技”も
身体と心が育っている上で成り立つものです。
どんな分野もそうかと思いますが、
土台無くして城は立たず。
技は最後にもっていきましょう!
それまではゆった~り気長~に
子どもの成長を寄り添いましょう♪
(それができたら苦労しないけど(笑))
子育ては親育てですね!
お互いがんばりましょうー!
▼ 目に見えない報酬を得れるか?
これが今回の本題(の前の土台)
結局は朝起きれる = 目に見えない報酬をイメージできる。
これに対して面白い話題があります!
・マシュマロ実験って知っていますか?
ググれば一発!
その様子の動画も貼り付けておきますので
ぜひ見てみて―!
(めちゃくちゃ可愛い!)
↓↓↓
ざっくり説明するとー。
1968年にスタンフォード大学で
186人の4歳児を対象にある実験が行われました。
ある実験とは?
「マシュマロがまんできるかな~」
個室に4歳児をつれてきます。
その子の前には1つのマシュマロ。
「このマシュマロを私(実験者)が
戻ってくるまでがまんできたらもう1個プレゼント!
ちゃんとまっててね!」
さぁ、4歳児は待てるのか?!
つまり、目に見えない報酬をイメージして
目の前にある誘惑に勝てるのかどうか。
ガマンしている様子がめちゃくちゃ可愛いんですよね(´▽`)
結果的には1/3の子たちは我慢できた。
そこからが面白いところ!
20年後に追跡調査が行われました(1988年)
がまんできた子 vs 食べちゃった子
何が違ったか?
「学力」
大学進学適正テスト(SAT)の差。
簡単に言えば、がまんできた子達のほうが偏差値が高い!ということ。
やっぱり目の前の報酬に食らいついてしまってばかりではダメなんでしょうか??
学力がすべてではないにしろ、
人生の選択肢を広げるためには必要な知識・技術というものはありますからね。
(欲望のままに行くのも選択の上ならグー!)
問題なのは無知によって選択肢を奪われて食い物にされること。
それは社会の中では当たり前のように行われています。
目に見えない報酬をイメージして、
将来の目標設定する能力は大切ですよね。
「~したい!そのためには?」
大人でも培うのに大変な作業。
親としては子供にどう対応していきますか??
ちょっと話が変わるんですが、
マシュマロ実験は「この先」があって・・・。
とても面白い内容ですが長くなるので明日にしますね!
▼ 9歳娘への具体的対策!
そんなこんなで我が子には
これがヒットー!というものを紹介します。
6歳の小学校入学から色々と策は講じてきたんですよ?
・本人が好きなキャラの目覚まし時計を一緒に買う!
→ 1週間でダメ
・パパが喜ぶコーヒーを淹れる役目を担う!
→ 自分の役割って大切でしょ?でも1ヶ月でダメ
もう、どうしたらいいのか。
(焦らず待ちなさい)
そんな風にも考えたし、ご年配の方からは言われましたけど
(現在こまってるんじゃー!)
そこで娘と話してみました。
「どうしたらいい?」
「・・・。」
そりゃ、思いつくはずありません。
その時、ふとー。
私自身は布団の中でイヤホンをつけて
1曲音楽を聴いてから起きているな。
奥さんはスマホを覗いてから起きているな。
娘はYouTube観てるのが好きだな。
これだ!!
(とっぱー)
① 前日夜:何の曲を流そうかと相談
→ 前日に◯時に起きるよ。という暗示にもなるし、好みの曲じゃないとテンション上がらないしね。MVごと好きな曲を聴くのがいいですよ♪
(動画の時代、ありがとー)
② 当日朝:まずは優しく声掛け
→ 安心感がないと「目に見えない報酬」へは結びつかない!
無条件の愛が土台ですよね。
そうじゃないと不安で起きれないし、恐怖で縛り付けたら自分で考えることをやめちゃう。
(自己愛の第一歩)
③ 曲を流す!
→ 「1曲聞いたら起きるんだよー」とスタート。わが娘は今はYOASOBI「ツバメ」が好きみたい!
(NHKさん、策略あたってるよー!)
この方法の何で良いかの理由
・スマホの光で目覚める(眠りを浅くする作用を逆利用!)
・曲が3~5分と区切れがいい(スヌーズにぴったり)
・音楽の力は偉大!(急に説明がざつ)
▼ まとめ
◉ 朝起きれる前提条件を確認!
→ 心・技・体それぞれあるよ。
◉ 目に見えない報酬を得る
→ そのためにはまずは目に見える所から!
ということで、
これで毎朝ストレスフリーで娘は起きれています!
今後はどうなるかは分かりませんが、
結構大人になっても使える方法だと思うし、
せっかくのこの時代にあるツールを使わない手はないですよね♪
ぜひ、試してみて下さいねー!
ということで本日は以上でーす。
最後までお読みくださりありがとうございました!
他の話も聞いてみたい!
もし、こんな場合はどう思う?
というもがあればコメント欄に書いてもらえると嬉しいです。
明日は「マシュマロ実験の先」について
お話ししようかと思います。
それでは!
今日と言う日は今日のみ。
自分なりに面白い一日にしていきましょう♪
また明日ねー!
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