実は最近、両親が離婚したんです。
熟年離婚ってやつです。
父60の母63歳。
30代の私としては自分の所帯もあるし、
兄弟も自立している。
「老後の人生、嫌な人と暮らす必要ないし
別に良いんじゃなーい。」
ぐらいしか考えていなかったのですが、
だんだんと「家族って何だろう」って考えるようになって、
一つの考えが生まれました。
聴いてやってくれますか?
▼ 家族という共同プロジェクト
夫婦関係のこととか
ワーママ生活をお話ししているVoicyパーソナリティーの「はる」さんが
「家族という共同プロジェクト」を夫婦でこなすと表現されていて。
そうかー。
なるほどー。
共同プロジェクトかー。
そう考えると確かに、ママに偏りがちな家事育児も共同しようと考えやすいですよね。
でも育児が終わったら?
そもそも夫婦はどんなプロジェクトの関係なんでしょうか?
きっと子育てのみではないと思うんです。
家族って何?
▼ アグネス・チャンさんの話
3年くらい前だったかな。
深イイ話という番組でアグネス・チャンさんが出演されていて、
大学での課題で「良い家族とは何か?」というものが。
当時3歳の息子さんが言った言葉がグッときて。。。
「良い家族って言うのはね。
思い出したら、この辺がね。(胸)
暖かーくなるんだよ。」
グッときませんか?
幸せな家族は思い出すだけで心が温かくなるもの。
性別も
年齢も
子どもがいるいないも
関係なくって心が温かくなる。
そんな間柄が「家族」
深イイ~!
▼ だよね!そうだよね!の関係
深イイけれど、私自身は納得できません。
いや、心が温かくなるのは納得だけど。
人間の根幹になるものが潜んでいそうで、
もうちょっと教えて欲しい。
その時、小説「モモ」を思い出します。
モモは時間やとっても価値ある言葉を持っているのに、
時間どろぼうによって友達を奪われ孤立します。
モモは「もう何でもいい。何されてもいいから友達といさせて。」
そういう思考に追い込まれます。
最終的には敵を討てるのですが、
この時の心理状況が人間の根幹になるものかと思います。
“だよね!をシェアする生き物”
また別の話。
人類が繁栄してきたのは「フィクションの共有」が欠かせないとか。
ホモサピエンス vs ネアンタール人
霊長類は私達だけではなかったのです。
他の霊長類に討ちかってきたから今があります。
その時に使った能力が「フィクションの共有」
なぜ戦うのか?
これを共有する脳があったからこそチームを作れて
ホモサピエンスは繁栄できたという話。
ということは人類の本当の生き地獄は「孤立させること」です。
生きながら殺すには相手を孤立させるということ。
大富豪でも、時間がいくらあっても、シェアできないと人間は死にます。
▼ シェアしなきゃ死ぬ
夫婦って何のためにあるかを紐解くとここじゃないでしょうか?
そうだよね!と言い合える関係を築くこと。
齢を重ねても言い合える間柄って「夫婦」っていう一つのコミュニティがあると便利ですよね?
だって、人間どんな関係でもYESばかりにはいかないし、
YESマンばかり集まっても何か侘しくない?
(さみしいの)
でも時にはNOもある。
「絶対会いたくない!距離を置きたい!ガマンならん!」
みたいな時だってある。
でもそんな時でも傍にいなきゃいけない。
その「言い訳」として家族、親子、夫婦みたいなものがあるんじゃないでしょうか?
そういう間柄になるには時間がかかる。
一朝一夕で成り立つものじゃない。
「~してくれたな。」という時間のシェアから「言い訳」が成り立つ。
(と、思うけど皆さまはどう?)
▼ まとめ
矢継ぎ早に4つぐらいのシーンを交えて
「夫婦」という人間関係を私なりに紐解いてみました。
・人間の根幹に生きるためには「そうだよね!」と言い合えるコミュニティが必須ということ。
・NOとされてもすぐに離れずにいるために「言い訳」として都合が良い。
齢を重ねれば重ねる程、コミュニティは限定されていきます。
(これに関しては後日話します)
その時に「夫婦」というコミュニティがあると生きやすい場合もありますよね。
でも夫婦だけがコミュニティじゃないし、
それこそ私の両親みたいに熟年離婚して
お互い新たな道をいくのもアリですよね。
今回学んだのは人間生きるのにコミュニティが必要ということ。
じゃあ、どうやって齢を重ねようか?
それはまたのお話にいたします。
ということで本日は以上でーす。
最後までお読みくださりありがとうございました!
他の話も聞いてみたい!
もし、こんな場合はどう思う?
というもがあればコメント欄に書いてもらえると嬉しいです。
昨日は「体脂肪率が増えちゃった時の対処法」について
お話ししてみました。
よかったら覗いてみてください。
それでは!
今日と言う日は今日のみ。
自分なりに面白い一日にしていきましょう♪
また明日ねー!
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