空気との闘い方 ~リーダーの種類2つ~ 

人間関係の話

先日、小1息子の担任の先生と面談がありました。
 
「入学当初は気を張っているというか、
 負けたくない!みたいな感じで子供らしくなかったんです。」
 
そんなコメントをいただきました。
 
  
“子供らしく”
 
 
実は学童保育にも通っているのですが、
そこでも同じワードを先生から出されました。
 
 
「何回注意しても教室で走り回ったり、
 友だち同士でぶったり叩いたりでケンカになっちゃたり、
 “子供らしく”ある時はすごく可愛くってー。」
 
 
“子供らしく”ねー。
 
 
上下関係なんてないし、子ども扱いするのが悪手じゃない?
負けず嫌いな子は余計に反発するだろうし、
そもそもの環境がそうさせているから怒っても解決しなくない?
  
 
なんで支配下に置きたがる?
 
 
先生たちが悪いというわけではないんです。
そういう環境になっていることに問題がある。
 
 
今日はそんな話です。
どうぞ!

▼ 先生と言えど種類がある

先生業と言われるものがありますが、
その中でも大きく2つに分けるとー。
 
マンツーマン or 1対集団
 
 
ですね。
 
 
私も一応「先生」と呼ばれるお仕事をしていますが、
基本的にはマンツーマンサービスです。
 
 
なので、その方に応じてメッセージやサービスを提供すればOK!
 
 
でも、小学校の先生ともなると「対集団」です。
 
 
そうなると様子が変わりますよね?
 
 
相手にするのは「子ども」じゃなく「子ども達」
 
 
達になると実態がない「空気」をコントロールする必要性が出てきてしまいます。
 
 
 
場の支配
 
 
 
とも、呼ぶんでしょうか。
 
 
その場を支配・コントロール下に置かないと
無法地帯になってしまって延いては
(ひいては:それが進んで)
子ども達に危害が加わるかもしれない。
 
 
リスク管理と責任を持つ先生としては「型」にはめないといけないんです。
 
 
そこでシンプルな手法は?

▼ 敬わせるのがシンプル

空気をコントロールするには「尊敬される」が得策です。 
  
 
めちゃくちゃ簡単なのは「恐怖」を与える。
軍隊ではそうですよね。統率を取るには正直楽。
  
 
体罰だったり、何かしらの罰を与えることですね。
 
 
でも、現代ではそうはいかない。
 
 
一発で免職アウトですよね。
 
 
それに教育=自主性を育てるということをしたいなら、全く真逆の効果になっちゃいますよね。
軍隊みたいに自主性で動いたら集団が死んでしまう状況だと、自主性を削ぐことが大切になります。
役割を分担してしっかり責任を果たさないと集団が死ぬから。
 
 
でも、小学校では自主性を育てたい。
 
 
じゃあ、どうするか。
 
 
「先生は敬うもの」という空気を作る。
 
 
逆に言えば、その空気に則れない子は危険因子ということになります。
(うちの子)
 
 
 
それがいわゆる“子供らしく”になっているんだと思います。
 
 
 
でも仕方ないじゃない?

▼ 決して先生は悪くない!

学校の先生は決して悪くないです。
集団を支配下に置かないと危険なのは間違いないし、
サービス提供をする際に「場の支配」は絶対条件です。
 
 
学校の先生自身、気付いています。
 
 
先生と生徒、上下関係なんてなく学びを一緒に作って歩みたい。
けれど、カリキュラムがあるから。
 
 
ここで先生業=リーダーに見立ててみます。
 
 
リーダーには2種類あります。
(勝手に作った)

① めざせ!いくぞ系(船乗り型)
 
② こっちおいでよ系(宝島人型)

先ほど言った通り、集団=空気です。
 
 
リーダーが相手をするのは人間じゃない。
空気なんです。
 
 
人間の大半が「目に見えない」もの「手に入ってないもの」はイメージできない。
 
 
あれです、恋愛と同じ。
 
 
恋愛を経験しないと、失恋の痛みはイメージできないでしょ?
 
 
そんな集団に失恋しないように「めざせ!いくぞ!」って言っても。
なんのこっちゃい?ってなるよね。
 
 
そうならないように、船長さんとしては威厳を保つ必要がある。
 
 
1970年代の日本のようにイケイケの時代の集団だったら「おー!いくぞ!」って賛同してくれるかもしれないけど、
2022年のエネルギッシュでない満たされた時代(今がそうかな)の集団だったらついてこないでしょうね。
 
 
「こっちおいでよ!面白いよ!」と既に宝を得た人になって、
宝を得た姿をイメージさせると、なになに~?ってついてきてくれる可能性は高まりますね。
 
 
 
でも、そのリーダー像にさせない環境が悪い。
 
  
授業カリキュラムが古すぎておじいちゃん過ぎるんですよ。
現代に全くミスマッチ。
 

▼ じゃあ、どうするのか?

学校の先生は一生懸命がんばってくださっています。
 
そこの尊敬を親から伝え、子どもはその雰囲気を察していくこと。
 
 
ここで親が「あの先生はー。」なんて言おうもんなら、
子供が先生にさらに対抗意識が芽生えてしまって、
先生は支配下に置くようにさらに着手するから。
 
 
もう、悪循環。
 
 
こういうのって旦那を使うスキルにも似ているよね。
(世の奥さま、ダンナを上手く使うコツはここだよ)
 
 
ひとまず、親が先生を敬う態度を子供に示す。 
 
 
これが正解。
 
 
次に、学校教育に頼らない!
 
 
その子その子の「得意」「不得意」を見極めて、
好きを追及する環境を手に入れる。
 
 
学校を休ませたっていい!
 
 
これが好き!という分野で集まっている集団を見つけて体験させる。
 
 
今の学校はカリキュラムに沿わない子を作らない。というもの。
全てを平均にさせよう。
労働マシーンを作ろう。
  
 
そういう風に作られている。
 
 
これに従ってはいけないし、学校教育に期待すること自体間違っている。
 
 
私はこれを実践しまーす!

ということで本日は以上でーす。
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございました!
 
 
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それでは! 
今日と言う日は今日のみ。
自分なりに面白い一日にしていきましょう♪
また明日ねー!

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