働く細胞って大ヒット漫画がありますよね!
私も医療の専門家として注目していました。
「普段見えないものを“見える化”」する。
こんなにも価値があるものだったんだ!
という再発見をもらえました。
価値を届けるという話と絡めまして…
最近、社会人2年目の新人が
「ホームページ作りができるようになりたいんです。」と、
リハ治療技術を教えている最中に言ってきました。
んっ?
私達リハビリ専門士だよね?
WEBデザイナーさんになるの?
まるきり専門分野から外。
「いきなりなぜ?」
でも、この時の違和感は全く対極に2パターンあるから気をつけたいところですよね。
よくよく自分の胸に耳を傾けないと危ないこともある。
皆さんなら後輩になんてアドバイスしますか?
▼ 違和感の2パターンは?
● やりたいこと渋滞パターン
私は後輩にこうアドバイスしました。
「リハ技術指導の時に、その質問がくるってことは
今の○○くんは2つの内どっちかのパターンにある。」
1つ目は「やりたいこと渋滞」に陥っているパターン。
労働者脳に洗脳される日本では多いのかもしれません。
自分がなんでもゼロイチをして「作り出さなきゃ!」となること。
「自分がやりたいのか、先の景色がみたいのか」
これがごっちゃになっている。
…かもしれないことを忘れないでチェックしようねってことです。
例えば、私が今やりたい独立開業。
これは奥さんをパートにしたい!
そのくらい稼げる能力を得たい!
そういうことが土台にあります。
じゃあ、そのためには?
実際、自分で手を下さなくても、
整体が得意な人を雇って経営者になればいいわけですよね?
それとも、自分自身が手を下さなくてはいけないのか?
自分の技術じゃないとお客様に価値を届けられない!
そういうこだわりがあるのなら別ですよね。
さて、どっち?
みたいな話です。
なぜ、そんなことを言うのか?
いきなり専門分野から外の領域に手を出すことって決して悪いことじゃないです。
大切なことはどんな分野だって共通しているし、
今いる分野のヒントを沢山もらえたりする。
ただ!!
時間は有限。
かける命、かける時間を間違った場所にしてしまうと「労働対価」だけで。
自分の体力が尽きた時に価値も失います。
(自分も死ぬ)
体力がある内に、準備しておかなきゃいけないこともあります。
・戦略を練って
・誰のために?
・何をするために?
どうやって価値が届くのか。
勝ち筋が見えていない勝負をしても、かけた時間分リターンが戻ってこない。
超!シンプルに言うと、
マーケティングして「マネタイズ」まで考えないとダメだよ。
ということ。
まずはそこからです。
● うるせぇ!面白いんだよパターン
もう一つのパターンは「うるせぇ!面白いんだよ!」という状態。
もうマネタイズとか、
マーケティングとか、
そんなの知ったこっちゃねーんだ!
これが面白いんだよ!
という突き詰めたくなるパターン。
これはもうやるしかないですよね。
勝ち筋が見えていようが、いまいが。
そんなのどうだっていいし、やるべき!!
そんな心ときめく分野に出逢えたこと自体に感謝しつつ、めちゃくちゃやりきる!!
他人に「それ意味あんの?」とか言われても…
「うるせぇ!」
って、言えるくらいのものだったら良し。
(自分の胸に聞いてみよう)
▼ まとめ
後輩に2パターンの話をしたら、
「誰に届けたいか…家に帰ってまた考え直します。」
そう言っていました。
私自身、社会人15年目。
周りから「それ、意味あんの?」と言われながら、
クラシックバレエや
ボイストレーニングや
ヨガや
コラーゲン知識や
ダイエット検定をしてきました。
私的には一貫性があるんですけどね。
おかげで誰にも負けない1本筋の治療技術を得た自信があります。
(マネタイズもできるようになった)
ただ。。。
先にある「面白い!」を表現できないのがまだまだ悔しい!
多くの治療者は姿勢や動作を局面の「ポーズ」で切り取ります。
だから骨格矯正とかいう言葉ばかり。
それも良いけど、「ポーズ」と「ポーズ」の間にその人の人間性がある“動き方”を見れると本当に面白い!!
音楽でいう所の「ポルタメント」みたいな。
人によってリズムや上下前後左右、経てきた人生によって変わるんです。
これが見れるセラピストを増やしたいなぁ。
「見えないものを“見える化”」したい。
それは今後の私の課題。
まずは目の前の「やりたいこと」ができるために、
価値を届けてマネタイズまでしっかりとしきること。
2パターンの内、1つ目がクリアしないと、
「うるせぇ!面白いんだよ!」パターンは踏めないってことです。
後輩もきっと気付いてくれたはず。
共にがんばりましょう!
それではまた!
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